蝋梅(府中市郷土の森博物館) [花]
前回の「府中市郷土の森博物館」の続きです。
こんなせせらぎの飛び石を渡って、まだ2,3分咲きの梅園を見ながら、どんどん奥へ
進むと、一番奥、塀の向こうに多摩川べりの道が見える所が、蝋梅の小径です。
見渡す限り、辺り一面が、黄色の花をつけた梅の木で、甘い香りが、たちこめて
いました。ここには、100本の蝋梅があります。
普通の蝋梅は、外側の花びらが黄色で、内側の花びらが茶色です。
下向きに、うつむいて咲いている花が多かったので、写真が撮りにくかったです。
風で花が揺れるのこともあって、ぼけています。
普通の蝋梅と違い、内側の花びらも黄色、つまり全部黄色の花びらなのが、
ソシンロウバイです。
ソシンロウバイの変種で、花が丸く、満月のようなのが、「満月蝋梅」です。
ソシン蝋梅と、満月蝋梅の違いは、はっきりわかりませんでした。
どの木も満開だったので、ひとつひとつの花に可憐で綺麗なものが少なく、
全体として、黄色一色、みごとと言うより他ありませんでした。こんなにたくさんの
蝋梅を見たのは、初めてです。
こんにちは
素心蝋梅と満月蝋梅の区別は花弁の形で見分けます。満月蝋梅は素心よりふっくらとして花弁の先が丸みを帯びています。園芸改良種なので先祖帰りで素心の形に戻ると園芸店で聞きましたが、我が家ではもう30年近く満月蝋梅の形を確認しています。私は6日に神代植物公園に行ってきました。
by ゆきゆき (2011-02-07 10:46)
ゆきゆきさん、コメントありがとうございます。
ゆきゆきさんのお庭の満月ろうばいの写真で、満月蝋梅の形はわかっていたのですが、
素心ろうばいと、どう違うのかと思っていたら、素心の品種改良が満月なんですね。
似てて当然ってわかりました。先祖帰りということもあるんですね。
神代の梅の写真、ゆっくり見せていただきます。
by micky (2011-02-10 20:31)