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新宿御苑の秋バラと紅葉 [花]

ことしの秋は気温の高い日が多いけれど、この日は暖かいだけでなく快晴。
晴れた日は、紅葉がきれいに見えるので、近場の新宿御苑に行きました。
終っているかと思った秋バラが、プラタナスの並木を背景に綺麗でした。Gyoen_Shumitt.jpg

黄色のこれは、ヘルムット・シュミット。昔のドイツの首相の名前です。

白いのは、エーデルワイスです。

Gyoen_EdelWise.jpg

豪華で派手なのは、ジュビレ・デュ・プリンス・ドゥ・モナコ。
モナコの国王レニエ3世の在位50年を記念して作られた花です。
モナコの国旗の色、赤と白です。

gyoen_frenchLace.jpg

これは、バレンシア。バレンシア・オレンジの色かと思います。

gyoen_Varencia.jpg

名前を忘れたけど、真っ赤なのは、最後の一輪でなく、まわりに
つぼみがいくつもついてました。

gyoen_Red.jpg



上品なピンクの花はフレンチ・レースです。咲いてからと蕾の時は、ずいぶん
ようすが違います。

gyoen_FrenchLace2.jpg


手前の赤は、オリンピック・ファイアです。向こうに見えるのは新宿の
高層ビルです。

gyoen_OlympicFire.jpg


オレンジ色の一重の花は、プリンセス・ミチコです。

gyoen_PrincessMichiko.jpg


どの花も手入れがよくて、きれいです。
御苑への入場料は、500円ですが、きちんと整備されているので、
気持ちがいいです。



イチョウやモミジの紅葉もすすんでいました。
木の下にすわってる人、歩いてる人の大きさとくらべると、周囲の
木の大きさがわかると思います。

gyoen_zenntai.jpg

これが最高の紅葉でした。
大勢の人が撮影をしてます。

gyoen_momiji.jpg

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狭山湖・狭山山不動尊 [旅行、ドライブ]

かなり雲の厚い日だったけれど、平日に休みがとれたので、紅葉を見るために西武線に
乗って狭山湖へ行きました。同僚の「真っ赤でとってもきれいでした。おすすめです」
と言う言葉に従い、友達を誘って西武線で行きました。
sayaamko2.jpg

平日で人が少ないので、静かな狭山湖です。時々、水面が動くのは、カイツブリが
顔を出したり、もぐったりしているからでした。カイツブリは姿が鴨に似ています。

狭山湖は、東京の水道水の貯水池で、別名:山口貯水池です。東日本大震災の後、
水を引き上げて、大規模な耐震工事を行いました。その際、着工当時の昭和初期
の土木技術がすばらしかったことがわかったそうです。

貯水池の周りを散歩しました。紅葉が始まっています。
sayamako_kouyou.jpg

フェンスの向こうは、狭山湖です。
sayamako3.jpg

狭山湖の土手で逆側を見ると、西武園の観覧車や住宅が見え、遠くに
高層ビルも見えました。
sayamako_kesiki.jpg


西武線で降りたのは終点「西武球場前」駅で、球場と反対の方向に歩きます。
狭山湖に行く途中、「狭山山不動尊」という寺がありました。


とても立派な門がありました。「台徳院」と書いてあります。

sayama_智徳院.jpg

国指定重要文化財、徳川家台徳院(二代将軍徳川秀忠)の御廟に建てられたもので、
日光東照宮に似た雰囲気の豪華な極彩色で銅の瓦、意匠をこらした造りです。
建立者は、三代将軍徳川家光で、「台徳院」という文字は、後水尾天皇の勅額
(ちょくがく)です。勅額:天皇が寺に特別に与える直筆の寺社額のこと。

sayama_台徳院.jpg
そんな国指定重要文化財がなぜ、ここにひっそりと思って歩くと、次に階段の
上にも絢爛豪華な門がありました。
「御成門」国指定重要文化財、元、東京芝の徳川家台徳院(二代将軍徳川秀忠)
の御廟に建立されていたもので、飛天の彫刻や絵画が多く描かれ、朝鮮渡来の天人門
と言われています、と説明の看板がありました。
ますます不思議です。今の増上寺の「御成門」は、有名な名前なのに、殺風景な
コンクリート門で、閂がついた木の扉が開くことがないかのように閉まっていたのが
印象深かったからです。

狭山の門2.jpg

もう一つ、やはり豪華な丁子門というのもありました。
狭山の寺の裏門と紅葉.jpg
帰宅後、なぜ増上寺からここに?と調べたら、日光東照宮に匹敵するほど
広い増上寺の土地の半分を「西武グループ」の堤義明がプリンスホテル用に
購入した時、堤が購入した場所にあったのが、台徳院霊廟、御成門、丁子門。
その他は戦災で焼失していたが、この3つは残っていたので、西武が経営する
ユネスコ村に運んだそうです。

何年もの時が経ち、ユネスコ村を閉園する時、堤義明がすぐそばのこの寺に
敷地を与え、運びました。ユネスコ村には不要になった全国の立派な寺
の門や建物も移築されていたので、この寺には、増上寺だけでなく、他の寺
からの建物もありました。


「多宝塔」室町時代中期の建物。兵庫県東條町天神の椅鹿寺に、播磨国守護
赤松満男教康が建立。工匠の手によってここに移された。
もう一つ、安土桃山時代の多宝塔もありました。

狭山の門3.jpg


弁天堂 (旧清涼寺経蔵)六角形の円堂です。

滋賀県彦根市古沢町清涼寺に、井伊直孝の息女が生前に父直孝の追善菩提
のためから建立したものです。
この場所に移築された後、堂内に上野不忍池弁天堂のご本尊であり、古くから
東叡山寛永寺山内にお祀りされていた、弁財天をお迎えしてあります。狭山の弁財天.jpg


奈良の桜井寺の山門もありました。
鐘楼は、どこのだったか、忘れました。

狭山の寺の鐘.jpg


いちょうの黄色を背景に、移築された古い建物はどれもすばらしく、
思いがけず、良い散歩でした。



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