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肥後細川庭園 [庭園]

肥後細川庭園という名前の通り、熊本の御殿様、細川家の下屋敷跡です。
高低差がある地形で、池がある回遊式庭園があります。
肥後芍薬が咲いていました。

細川肥後芍薬.jpg

芍薬は中国原産で、牡丹と共に隋の時代から栽培されてました。
かなり古い時代に中国から日本に渡ってきて園芸品種が多く作られました。
肥後芍薬の特徴は、端正な一重咲きで淡い色の花だそうです。


細川1.jpg


池のまわりの丘には、ツツジが植えられています。まだ咲き揃ってませんでした。

細川つつじ白.jpg

水辺には、アヤメが咲いていました。
6月には、肥後花菖蒲が咲くそうです。

細川あやめ.jpg

山の部分には、シャガが咲いてました。

細川しゃが.jpg


山を登ると、くぐり門があり、その先は、細川家収集の名品を展示している
美術館「永青文庫」です。

細川 くぐり門.jpg


山を下りた方の入り口は、神田川に面していて、陽当たりが良いので、ツツジが
こんなにみごとに咲いていました。

細川つつじ.jpg


細川庭園に隣接して、「芭蕉庵」という俳人芭蕉が住んだ家・庭があります。
うっそうとした静かな場所ですが、わざわざ行くほどでも。。

肥後細川庭園は、今は文京区の管理なので、入場無料です。


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お散歩爺

由緒あるお屋敷跡だけに広い庭園や色んな花が楽しめる
素晴しい庭園ですね。一重の芍薬も珍しいです。
by お散歩爺 (2022-05-10 06:53) 

yk2

肥後芍薬って蕾はピンクなのに咲くと純白。面白いなぁ。欲しいかも(笑)。今年は我が家の鉢植えシャクヤクも花着きが良く、15ほど出た蕾は株の負担を考えて6つほど摘んで減らしましたが、残りが近年になく大振りに育ってくれて、丁度今、次々咲いてくれています(^^。

肥後細川家と云えば、ハナショウブ好きにとっては重要なお家元(^^。ショウブは「勝負」に重なるとの理由から武人に好まれた歴史が有って、細川家は特に熱心だった家の1つですね。皇居東御苑や明治神宮などで見られる花の多くは松平菖翁が手掛けた江戸系の品種であり、肥後系がまとまって見られると云うこの”ハナショウブ的に希少”(^^な公園の存在を、僕はこれまで存じ上げませんでした。

公園のHPにあったブログ内に記事を探してみましたが、昨年の6月2日付けエントリに早咲きで肥後系が17品種も咲いているとの記述がありました(※他のサイトに拠ると全部で20種有るそう)。載せられている花の写真は初めて目にする品種名も多くて俄然、興味が湧きます。もうすぐ開花期の6月。コロナの状況次第だけど、行ってみたいですね~。良い情報、ありがとうございました。
by yk2 (2022-05-12 01:50) 

kou

肥後細川庭園、知りませんでした。
花菖蒲が咲くということなので、見頃の時期に行ってみようと思います。
by kou (2022-05-12 22:02) 

micky

お散歩爺さん、コメントありがとうございます。
細川さんの東京屋敷(小さい家です)の横に写真で見える石のくぐり門んがあり、そこを降りて行くと庭園になっています。高低差があるので、上から庭園を見下ろせ、良い眺めです。私も一重の芍薬は初めてみました。
by micky (2022-05-13 00:14) 

micky

yk2さん、kouさん、コメントありがとうございます。
花菖蒲、20品種もあるとのことですが、何本あるのが気になります。芍薬もこの1本だけだったし、アヤメもこれだけ。隣の椿山荘の庭が見れたらいいけど、コロナで人数制限。カフェ、レストランを利用した人のみの入場になってます。
by micky (2022-05-13 00:22) 

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