小石川植物園の椿

小石川植物園は、元は徳川幕府の薬草園で、明治維新後、東京大学付属の
植物園となり、今に至っています。
植物学の研究・教育が目的の施設ですが、一般公開しています。
入園料が500円なので、混雑するのは桜の季節万くらいで、約5坪の園内は、
静かで鳥の声だけが聞こえます。
椿が見たくなったので、行ってみたのですが、まだ2分咲きくらいでした。

最初に会ったのがこの白い椿です。どの木にも名札がついてますが、生い茂る
葉の下に隠れて見えにくくなってました。

椿と思ったら、葉っぱにつやがないので、これは山茶花なようです。

花びらがフリンジになってる山茶花、名前は「雪山」です。

花がちっちゃな山茶花と思ったら、「アッサム茶」の花でした。
ツバキ科と書いてあったので、お茶はツバキの種類なんですね。

これは、名札が見えました。椿で「曙」です。

こんな変わった山茶花もありました。
椿には、まだ早く、たくさん咲いていたのは山茶花でした。

園内の木々は、葉が落ちて冬景色です。
「すずかけの木」、木肌が白いのが特徴で、明治９年に日本に導入された木です。
プラタナスですが、日本でプラタナスと呼んでいる街路樹は、木肌が薄いグリーン
で迷彩模様の「モミジハすずかけの木」なのだそうです。
木の根元にあるのは、ベンチです。１０m以上ある巨木です。

植物園の一番奥には、旧東京医学校本館（重要文化財）の建物があります。
東大医学部の前身で、今は博物館ですが、閉鎖中でした。

コメント 10

薬草園の植物園では植物の種類も多いでしょう。
いろんな花柄の椿も楽しめましたね。
by お散歩爺 (2023-01-17 05:43) 

こんばんは～
椿、山茶花　区別がつかないですが、山茶花の「雪山」って初めましてです。　
葉の落ちた「すずかけの木」、冬の植物園 も素敵ですね。
by 馬場 (2023-01-17 18:34) 

サザンカとツバキが見分けられたら、かなりの植物上級者ですよね～、mickyさんすごいです（＾＾。
よく葉っぱのツヤがだとかギザギザが、とは云うけど僕には全然区別出来なくて。結局、ボトリと花首ごと落ちてたらツバキだ、花びらがバラバラに散ってたらサザンカって覚え方をするしかないので、花が木についている状態だと僕にはまるで分からないです。両方が隣り合わせで咲いていたら、見比べらて分けられるのかしらん？（＾＾；。
by yk2 (2023-01-18 00:18) 

お散歩爺さん、コメントありがとうございます。
東京で約5万坪の庭園というと、かなり広いのです。長い歴史があるので、いろいろ由緒ある植物が植えられてるそうです。椿、きれいだったので、行ってよかったです。
by micky (2023-01-18 00:21) 

馬場さん、コメントありがとうございます。
「雪山」、こういう花びらがチリチリしたのは珍しいですよね。私も初めて見ました。すずかけの木の前では、写生をしている人がいました。
この構図なら、絵になるな～って思いました。
by micky (2023-01-18 00:27) 

yk2さん、コメントありがとうございます。
小さい時の家にも、今の家にも椿があるので、椿の葉に、なじみがあるのですが、間違えることも多いです。そう、ぽとりと首から落ちるのが何の見わけ方ですよね。あと花びらが薄く平たいのは、山茶花だそうです。何よりも時期。12から１月は山茶花が多く、２月から４月まで咲いてるのは椿が多いです。大きな木にピンクの花がたくさん咲いているのは、大きなクリスマスツリーみたいでした。
by micky (2023-01-18 00:41) 

我家にな今の時期は花無しです。
花びらがフリンジになってる山茶花が庭に欲しいです。
by お散歩爺 (2023-01-19 06:30) 

雪山、珍しい形ですね。
小石川植物園はもう10年近く訪れていない場所です。
また行こうと思います。
by kou (2023-01-22 22:59) 

お散歩爺さん、コメントありがとうございます。
うちにも椿がありますが、まだ固い蕾です。早咲き、遅咲きと種類があるみたいですね。花びらがフリンジの山茶花、かわいいですね。
2月を辛抱すれば、梅の花が咲くことでしょう。
by micky (2023-01-23 17:01) 

kouさん、コメントありがとうございます。
私も「雪山」は、初めて見ました。フリンジも赤だとイメージが違うでしょうね。都会の真ん中にこれだけ広い敷地の植物園があるのは、うれしいです。
by micky (2023-01-23 17:04)